「サラリーマンがつまらない」なら次のステップへ

投稿日:2018/05/05 更新日:

森です。

僕が最初に就職した会社は
ブラック企業でした。

会社の業務内容は、駅などに貼る広告の
印刷から施工までを行っていました。

その中でも印刷の部署にいた頃は

「残業、残業」

の毎日で帰れるのは夜の10時過ぎ...

もちろん、

終電になることもあったし
休日出勤も当たり前でした。

何故こんなに忙しいのかと言うと、

僕がいた会社は
天下の電通や博報堂から代理店を経由して
降りてきた仕事の一番下流にあたり

クライアントなどからの修正依頼や
急な変更などにいつも振り回されていたからです。

さらに、

たまに駅などにポスターを貼る
施工の手伝いに駆り出されて
終電後に深夜作業をすることもありました。

 

 

「残業=偉い」という社風から学んだ時間の大切さ

そんなブラックな会社で過ごした
サラリーマン生活は大変だったし
何より、

ひたすら会社と自宅の往復するだけの日々は
全くもって面白くありませんでした。

さらに、

残業=偉い

という社風があり
仕事が早く終わりさっさと帰りたくても
上司や別の部署の人たちのことを気にしなくては
ならず

「お先に失礼します!」

と、先に帰ることはなかなか出来ません。

 

逆に、

起業して1年くらい経った頃からの
僕のライフスタイルはというと

仕事をさっさと終わらせ

散歩したり
読書したり
昼寝したり
エスプレッソを飲んだり
映画を見たり...

など、

当たり前ですが、

自分にとって気分転換になったり
リラックスできることなど
何をしてもOKなわけです。

そんな昔と今、両方の生活を比較すると
全く真逆なんですが

サラリーマン時代に1~2時間も
無駄に会社にいなくてはいけなかった時間に関して
とにかく言えることは

「(人生の)時間が勿体無いなかったな。」

ということを、すごく実感しています。

 

 

何とか、つまらないサラリーマン生活に耐えていたんですが...

そんな、つまらないサラリーマン生活を
約2年近く続けていました。

ですが、

まだ20代前半で今思い返せば
田舎者だった僕は「転職」という考えは
全くもって無かったし

その時に働いていた会社が
「ブラック企業」だったという概念も
全くありませんでした。

だったのですが、

そんな考えが変わる出来事が起こりました。

「起こる」

というか、厳密に言うと

「起こした」

と言ったほうが適切かもしれません。

それは、

めったに開かれない会社のミーティングで
業務改善案の意見を求められた時のことでした。

その時に僕が言ったこと、

「仕事が早く終わったら早く帰れるとか
施工で深夜作業の人は昼出勤にするとか
考えたほうがいいのではないでしょうか?」

今思えば、若気の至りでよく言えたな
といった感じなんで
こんな事をみんなの前で提案したのですが

もちろんのごとく社長や役員たちからは



「そんなの広告業界では不可能だ!」

「仕事が終わらなくなる!」

「考えが甘すぎるだろ!」

こんな具合で
こっぴどく責められてしまい
勇気を振り絞って発言した提案は
一瞬にして無かった事になってしまいました。

思い返すと、トラウマになりそうな出来事
だなと感じるのですが

別部署の先輩がフォローをいれてくれて
なんとか気持ちを切り替えることができました。

さらに、

ミーティングの後にその先輩に言われた
一言は今でも忘れることができません。

どんな事を言われたのかというと、

「これがサラリーマンというものなんだよ。
残念ながら...」

この時、僕自身はじめて
サラリーマンがどういうものなのか
ということを学びました。

 

 

突然の同僚からの提案

こんな感じで、

「サラリーマンというモノの現実」

を知ったわけですが、モンモンとしながらも
何とか仕事は続けていました。

ですがある日、

同僚から突然ある提案がありました。

「ねえ、仕事辞めようと思うんだけど
一緒にやめない?」

それに対して、僕は、

「えっ?辞めるの?一緒に?」

と正直、かなりビックリしたことを
覚えています。笑

一緒に辞めたら絶対に
会社に迷惑がかかるだろし

僕の親も心配するだろうな
と頭のなかで考えながらも
ミーティングでの嫌な思い出が
頭をよぎりました。

ですが結局、

同僚の「一緒に辞めよう!」という誘いに乗っかり
そのブラックな広告関係の会社を辞めることに
決めました。

本当、

今思い返してみたら
2人で同時に会社を辞めるとか
普通に考えたらありえない話だなと感じますし
当時はまだ若かったですね。笑

もちろん、

辞める時、社長にはかなり嫌味を言われたり
一日も使っていなかった有給を
全く消化することなく会社を辞めました。

 

 

つまらないサラリーマン時代 → 自由な起業家

ちなみに、

僕の父親は普通のサラリーマンで
同じ会社に40年近く勤めるような人です。

そんな家庭に育ったということもあり
当時の僕は、

「転職」なんてあり得ないことだと思っていたし
ましてや「起業」で生きていくなんて
全く頭にありませんでした。

なので会社を辞めるのに
かなり勇気を振り絞ったわけですが

もし、

当時勤めていたブラック企業を辞めなかったら
本当、

「一生涯社畜」

確定だったと思います。

そして、

今の自由な生活を実現できていなかったと思うと
かなり恐ろしいです。

正直、

死んだほうがマジな気がします。

そういう意味では「辞めようぜ!」と
誘ってくれた同僚には
本当に感謝しなくてはいけません。笑

また、

ブラック企業の次に約6年間勤務した会社は
天国のように良い会社でした。

・みんな良い人たち
・残業もなし
・給料も1.5倍くらい

こんな感じで素晴らしかったんですが
何よりも、その後の起業にもつながりました。

もちろん、

サラリーマン生活を辞めた後の
起業してからは嫌なこともたくさん経験しましたが
最終的には上手くいっています。

よく聞く、

「やらないで後悔するより、やって後悔した方が良い」

結果的で、後付になってしまうんですが
この言葉はよく分かります。

 

 

次のステップへの合図なのかも...

もし、

ココまで読んでくれたあなたが
毎日の仕事がつまらないと感じていたり
嫌で嫌で、もどかしく思っているのなら
次のステップへ進む合図なのかもしれません。

恐らくあなたのそばに、

僕の当時の同僚のように

「一緒に辞めようぜ!」

と誘ってくれる人はいないと思いますが
何かしらのアクションは起こした方が
良い時期かもしれません。

また、

他の記事でも書いていますが
サラリーマン時代と起業後の人生は
全く別モノ、別世界です。

例えば僕の毎日、
今の現実の世界は

こんな感じなんですが
これらのことは本当、

一生同じ会社で働くことが正しいと
「転職」すら駄目だと思っていた
当時の僕に教えてあげたいですね。

「サラリーマンが普通な訳じゃない」

とか

「起業して自由な生活を送れる可能性は十分にある」

といういうことを...

さらに、

「サラリーマンで出世することが一番の幸せ」

みたいなイメージが自分の中で強すぎると
起業とか副業で失敗してしまう
大きな要因になってしまうと思うので

少しずつそういう固定概念は取り払って
いかないといけないなとも感じました。

何より当時の僕自身の、

会社が嫌で嫌でしょうがなかった時期に
同僚からの「一緒に辞めようぜ!」という言葉と同様に

あなたが今、読んでいるこの記事自体も
次のステップへの合図なのかもしれません。

「やらないで後悔するより、やって後悔した方が良い」

色々な人の意見があると思いますが
僕はコレには賛成です。

特に、

起業するリスクに比べて
得られるリターンは比べ物にならないです。

一生、幸せに、人間らしく暮らせる可能性が
潜んでいます。

本当、

心から行動する方を選ぶことをオススメします。

では♪

 

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