自分探しの旅で「人生激変」させる方法

投稿日:2018/05/06 更新日:

『自分探しの旅』

なんてしても無駄と言う人たちがいる。

というか、

Googleでそう検索しても
ほとんどの人がそういう
同じ意見の記事を書いている。

本当、

詰まらないし
夢がない

何より、頭が良く優秀そうで
日本人らしい意見だなと感じる。

もしかしたら彼らは、

本当に楽しいこととか
心からの幸せを味わったことが
無いのかもしれない。

とはいえ、

僕自身、何度も
失敗をくり返してきた身なので
人のことをつべこべ言える
立場では無いのだが...

 

 

海外へ行って感じた「新しい自分」はいったい何だったのか...

昔から何かと

『自分探しの旅』

といっては、何回も
海外を旅してきた。

日本を脱出しニューヨークや香港などの
エネルギッシュな街で
非現実と開放感を味わい。

その時は、自分のことを
まるでスーパーマンの様に

「可能性は無限だ!」

と感じられた。

でも、

そんな素敵な感情も
日本へ戻れば、わずか数日で
消え去ってしまう。

そして、

「あの時の姿こそ、本当の自分のはず...」

というカッコ良かった
理想像は徐々に崩れ去り
気がつけば現実に飲み込まれてしまう。

会社へ向かう、通勤ラッシュの満員電車で
地下鉄の窓に映る自分の顔は
なんだか疲れている様に見え
NYの地下鉄の時とはまるで別人だ。

海外へ行く度に、こんな思いの繰り返し。

だんだんと

『自分探しの旅』

では無く、ただの

『現実逃避』

なのかなと思い始め
弱気になってくる。

 

 

でも、日本にいては気が付かないこともある

僕の約8年間のサラリーマン生活を振り返り
日常の生活を同じリズムで繰り返していると
全ての行動が習慣化してしまい

「当たり前」

になり、あまり深く考えなくなってしまう。

「週末は、新宿へ出かけようかな」

とか

「今日も昼は、立ち食い蕎麦を食べよう」

や、自分の好みに関しても

「ステーキが好き」
「アメリカが好き」
「あの車が好き」
「あの映画が好き」

など。

でも、海外へ出て

いつもと違う部屋
いつもと違う景色
いつもと違う人々
いつもと違う匂い
いつもと違う音
いつもと違う食べ物

普段とは違うこれらを感じ、体験することで

いつもと違う

『新しい自分』

に、気付くことがある。

厳密に言えば、

当たり前すぎて普段は
気が付かなかったり
恥ずかしい過去の出来事に
フタをして気がつかないフリをしていたり...

とはいっても、

僕がそういうことに気が付き出したのは
最近の話でサラリーマン時代には
そんな事には全く気が付いていなかった。

いったい昔と今の旅は
何が違うのだろうか?

じっくりと考えてみたら
大きな違いを見つけることができた。

 

 

サラリーマン時代の海外旅行は「ただの観光」だった

サラリーマン時代の海外旅行はというと

「ここも、あそこも行きたい!」

と、欲張って観光しすぎたせいで
疲れ果ててしまい

ホテルへ戻るころには
ぐったりとしていた。

そのため、

・歴史的な建物や
・人種が違う人々
・雄大な自然
・普段とは違う食べ物

などから何かを感じたとしても

肝心の頭が働かず
考える余裕が無かった。

今さら昔のことを後悔しても
意味ないのは承知だが...

思い返すと勿体無いと思ってしまう。

 

さらに、

ここ1年ほどは

以前とは、旅のスタイルを変えた。

一体、何を変えたのかというと

『観光しなくなった』

ということ。

例えばNYなら

自由の女神
セントラルパーク
メトロポリタン美術館
タイムズスクエアー
エンパイアステートビル
グランド・セントラル駅

など無数の観光地やそれ以外にも
有名なレストランやカフェなどの
見どころがたくさんある。

でも、この前のNYステイでは
全く観光をしなかった。

というか、

一度もダウンタウン、マンハッタンへ行かずに
ずっとブルックリンの狭いエリアで過ごしてみた。

朝はゆっくり起きて
最近、近くに見つけた
お気に入りのカフェへ行き
仕事や読書をする。

そして眠くなったら一度、部屋に戻り昼寝タイム。

夕方には2時間ほど
ブルックリンのイーストリバー沿いや
家の近所を散歩する。

こんな感じでまるで
サラリーマン時代の休日の様な
時間を過ごしてみた。

そのため、

時差ボケで頭がボーっとしながらも
体は全くもって疲れず
のんびりとした時間を過ごすことができた。

もちろん、

観光をすることを否定するつもりは全く無いし
実際に今まで観光しては泣きそうなくらい
感動したという経験は何度もしてきた。

ただ今回、観光しないことの
最大のメリットである

『疲れない』

ということが、どれだけ重要なのかを
実感することになった。

 

 

疲れていては「自分を知るため」に必要な思考が停止してしまう

僕の海外旅行は、ほとんどが一人旅だ。

そして、

言葉もろくに通じず
友達や知り合いも全くいない
異国の地で、1人っきりで
たまにあることをする。

それは、

ステイ先の部屋だったり
眺めが良い場所だったり
場所はさまざまなのだが

スマホもテレビもパソコンもない静かな場所で
1人きりで紙とペンだけをもって考える。

・やりたい事
・なりたい自分
・欲しいもの

を真っ白い紙に書き殴る。

そしてその中から『最も優先順位が高いもの』に
印をつけていく。

そして、1つになるまで絞り込む。

もちろん、最初の頃はどうでもいい事
ばかりが思い浮かんで、かなりしょぼかった。

でもだんだんと絞り込めてきて
最終的に頭に鳴り響いてきた単語は

「人に伝える」

と言うこと。

「なんだそれ?」

と思われるかも知れないが、

それまで僕は、

人に本性を見せずに
ダサかったり、カッコ悪いことは
全て隠していて、正直に言ってしまうと
誰にも本性を見せたことが無かった。

でもそれが分かって以来、自分を
さらけ出す事ができるようになった。

・幼稚園でいじめられた事
・小学生の時はオネショ少年
・20代後半までどもり症だった過去
・疲れやすいので、実はすごい引きこもり願望が
・つい1年前まで毎日「死にたい」と思っていた...

と、上げればキリがないが

もうこれでバレることを恐れる必要も無くなったし
『弱点』というものが消えた。

正直、

今はもう会っていない旧友に
これらを伝えたら目をまんまるにして
かなりビックリすることだろう。

さらに、

これらを友人に話してみたところ
目に涙を浮かべながら同感してくれて
彼も今まで心に抱えていた『苦悩』や
『過去の辛い経験』などを話してくれ
今までとは次元が違うくらい仲が深まった
という体験をした。

これは1人の友人だけではなく、何人もの話だ。

それ以来、

このブログやFacebookで
自分の経験をどんどん書いているのだが
Facebookでは毎日数十件のコメントをもらったり
ブログもアクセスが増えてきたりと
正直ビックリしている。

全ては、疲れてしまう観光をやめ
異国の地で1人きりで『自分探し』を
した結果が間違いなく今につながっている。

 

 

他人軸「みんなの理想像」を追いかけることが一番不幸

今、僕は心の奥底からやりたい
目標が見つかり、ありがたいことに
毎日充実感を感じることができている。

もしかしたら以前の自分のように
人間は目標が無いことが一番不幸
なのかもしれない。

ただの目標のことではない。

『真実の目標』

のことだ。

他人やテレビなどのメディアに
植え付けられた夢や妄想ではなく
心の奥底から湧き出る本物の目標。

よく「僕はフェラーリに乗りたい!」とか
「私はタワーマンションに住みたい!」とか
いう人がいる。

でも、恐らくこれらは他人に植え付けられた
『他人軸』の目標ではないか。

他人軸の目標は、本当の目標では無いので
達成する前に心が折れるだろうし
もし達成したとしても満足感を
感じることはできないと思う。

本当に、

フェラーリやタワーマンションが
好きなら良いのだが、恐らくほとんどの人は

「他の成功者がやっているから」

という理由などで、それらを目標に
してしまっている。

実際に、昔の僕も似たようなものだったので

「モチベーションが上がらない...」

とか

「思うように行動できない...」

と、何回も言い訳をしてきたのだが、

『みんながカッコイイ」と思う理想像を
追うのを辞めて、自分らしく生き始めたことで
回りの人や『自分自身』に素直になれ
生きることがすごく楽になり、

迷いが無くなったお陰で
様々な物事がうまくいくようになった。

 

 

真の「自分の夢」を追いかけて

もしかしたらあなたから出てくる夢は
あなた自身が思っていたものよりも
かなりショボいかもしれない。

他人に笑われるような夢かもしれない...

でも、

ガッカリしないで欲しい。

それが分かることで、
他人の嘲笑も聞こえなくなるほど
充実感がある人生を送れるようになる。

本当、他人の夢や理想像を追いかけ続けるほど
虚しい人生はないと思う。

ビジネス、仕事、勉強などでモチベーションが
下がって挫折したり、運良く達成して屁のような
顔をすることもない。

そのためには、

孤独な時間をつくり
あなただけの夢を見つけて欲しい。

他人は無関係で、

自分軸で人生を生きて、

自分軸の中で最高を目指して、

自分の心と対話して、

そうすることで

真実の目標が必ず見つかる。

これが僕の

心の声がきこえる「自分探しの旅」をする方法。

今も本当ワクワクしている。

大好きなNYのカフェにて♪

森翔吾

 

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