深夜3時、香港と日本それぞれの「タクシー運転手の憩いの場」

投稿日:2018/03/22 更新日:

この日は、ヨーロッパから帰きてすぐということもあり
時差ボケのため、夜の12時を回っても全く眠くなかった。

布団の中に入っても全く寝付けず
仕方ないので、パソコンで仕事をしたり
Youtubeで動画を見たりして過ごすのだが
お腹が空いてきたので何か食べることにした。

もちろん、自宅のすぐ側にはコンビニが数件あるし
歩いて10分ほどの駅まで行けば牛丼屋
ファミレスなどの24時間営業の飲食店は
たくさん見つかる。

だが、ヨーロッパで日本食を全く食べなかったため
この日はやけに日本食が食べたなったので
蕎麦でも食べようと思った。

この時の時刻は午前3時のため
24時間開いているのお店を探すしかない。

Google Mapで探した結果、東京の都心部には
5、6件程度あるらしい。

その中でも、評判が良かった神田駅の近くの
立ち食いそば屋へ行くことに決め
蕎麦屋へ向かった。

 

 

朝4時に神田、24時間営業の蕎麦屋へ

蕎麦屋に到着し、のれんをくぐり店の中を覗いてびっくりした。

なんと満員だった。

入れる人は8人程度と広くはない店だが、満員で入れなかった。

時計を見ると朝の3時半を回っており、誰もいないと思っていたが

「そうか、タクシーの運転手か」

店の前に停まるタクシーを見て、そう気がついた。

この日は、350円のきつねそばを注文した。

海外から日本に戻ったときに食べる蕎麦は、最高に美味しかった。

蕎麦を食べている時に、思い出したことがあった。

以前、香港へ行った時の話なのだが
そこでも今回と似たような出来事があった。

 

 

朝3時開店の「飲茶」レストランを発見!

知人と一緒ということもあり、この時のフライトは夜9時台の飛行機に
乗ったため、香港のホテルに着いたのは深夜の2時過ぎだった。

小腹がすいたので、ここでもGoogle Mapで飲食店を検索したが
近くに開いているお店は無いようだった。

歩けば見つかるかと思い、少しだけホテルの周りを歩いたのだが
セブンイレブンくらいしか開いている店はなかったので
香港のカップラーメンを買いホテル部屋に戻った。

少し休んだ後、先程買ったカップ麺を食べるための
お湯を沸かそうとしたのだが水が足りないことに気付き
水を買いに行くことにした。

ホテルの自動ドアを出て顔をあげると
さっきとは違う光景が目に入ってきた。

さっきまで暗かった、ホテル正面の飲食店に
明かりがついていたのだ。

お店の看板には

『DIMSUM RESTAURANT』

と書いてあり、セイロに乗った飲茶の写真が見えた。

ちなみに、ディムサムとは飲茶の英語。

さらにお店の中を覗いて、驚かされた。

何故かと言うと、

朝の3時半というのに店内は満席だったからだ。

そのため、作業台を開けてもらい、なんとか席に座ることができた。

その後、様子を見ていると、奥の調理場からどんどんと
『熱々の湯気を上げたセイロ』が運ばれてくる。

どうやらこの店は、セルフスタイルの様なので
僕らも早速取りに行った。

・噛めば肉汁があふれ出す豚の肉団子

・プリップリの食感がたまらない海老蒸し餃子

・蟹の良い香りがするシュウマイ

さすが出来立てとあって、食べたセイロはどれも熱々でとても美味しかった。

思わぬサプライズということもあり、正直
今まで食べた飲茶の中で一番美味しいと感じた。

しかもセイロ一段あたり400円程度で
1人800円でお腹一杯になった。

会計の時に店員に聞いたのだが
この店は朝の3時営業らしい。

何ともすごい早朝営業だ。

今回の僕らにとっては、本当に有難かった訳だが。笑

 

日本だろうと香港だろうと、魅力的な店はいつでも人が集まってくる

日本と香港の深夜3時台。

「日本なら皆で、熱々の汁と一緒にそばの麺をズルズルとすする。」

「香港なら皆で、熱々のセイロにの乗った飲茶を口のなかでホクホクと。」

そんなイメージが想像でき、それぞれ
『日本らしい、香港らしい』なと思った。

ちなみに後から香港での写真を見て
タクシーが停まっていることに気がついた。

日本のタクシー運転手の格好は分かり易いが
香港のドライバーの服装はみんなバラバラだ。

そのため、飲茶の店内に入っても気が付かなかったが
どうやらタクシー運転手が多かった様だ。

そんな、日本と香港のタクシー運転手にとっての憩いの場
共通して言えることは、そこには美味しい物が
あるということだろうか。

 

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