ネット系のビジネスのメリットといえば
どこでも仕事ができるということ。
今日はそんなメリットを最大限に生かして
日本の大自然の中で仕事をした様子をお送りします。
今日の職場は...「標高2531m、雲の上からの絶景を眺めながら」
緑の中に白が映える白樺の林を抜け、鳥のさえずりに癒やされながら
一気に坂を上り、辿り着いたのは標高2531mにある山頂。
ここは蓼科山という長野県の諏訪湖の近くにある山で、漢字は違うが
その名の通り立科町にある。
そこそこ急な斜面があり、登りは急いでも1時間40分はかかるので
ハイキングほど気軽に登ることは出来ない。
だが、登山としては初心者向けの山なので、この日はここで
仕事をしてみるため、パソコンをザックの中に入れて登った。
正直、登山をする人達からは、
「せっかく山へ来たんだからパソコンなどせず、もっと自然を楽しめ!」
と怒られてしまいそうだ。
そんな声が出ることを覚悟しながら試してみたのだが、
ここでの仕事は、何ともすごく新鮮な感じだった。
標高2500mからの絶景は、他の山間部からの景色とは
ひと味もふた味も開放感が違う。
少し遠くには、槍ヶ岳、乗鞍など3000m級の山々が連なる
北アルプスを眺められる。
さらに1000m以上も下にある地上には、小さく見える湖や牧場
スキー場がいくつも点在する。
非現実的な場所で仕事をすると、仕事の進み具合も段違いに早まり
良いアイディアが溢れ出す。
そんな良いテンポで仕事をこなし、昼食は持ってきた牛丼を食べた。
海外によく滞在していると、わずか300円で食べられる
牛丼がご馳走になる。
とはいえ、ここでは何を食べても美味しいのだが。笑
こういう自然の中でよく仕事をしていると、
都会の雑多に紛れて、カフェなどで仕事をすることも
悪くないなと思えてくる。
逆に、都会の人混みが恋しく感じる。
この日は、ほとんど風が吹かない暖かい一日だったので
そんなことをぼんやりと考えながらのんびりした時間を
過ごすことが出来た。
ここへは定期的に来ることになるだろう。
八ヶ岳連峰の赤岳なども見える
白樺の林を抜けて岩場を登っていく
海外へよく行く身としては、牛丼はご馳走だ
奥に見えるのが蓼科山、ここのてっぺんで一日を過ごした
今日の職場は...「3000m級の中央アルプスを一望できる、長野県の伊那谷にて」
おもむろに鞄にパソコン、メモ帳とペンを詰め込み
車に乗り込む。
向かう先は自然豊かな土地、長野県・伊那谷へ。
道中の山間部を通る農道沿いには、両側にリンゴ畑があり
真っ赤なリンゴの実が実る。
さらに、急な登り坂が続く細い道を進み、辿り着いたのは
木曽駒ヶ岳などの中央アルプスを一望できる公園。
右手には南アルプスも望める。
冬も間近だが、この日は太陽の日差しがとても暖かった。
むしろ汗をかきそうなくらいだ。
そのため、到着した昼過ぎから日暮れまでの数時間ほどを
のんびりと過ごすことが出来た。
屋根付きのベンチがあったので、パソコン作業をしたり
見晴らしが良いベンチに腰掛けボーっと考え事をした。
雄大な自然を眺めながら仕事をすると、本当にはかどる。
たとえ仕事でミスやトラブルなど嫌な事があっても
パソコンの画面から顔を上げ、目の前に広がる景色を
眺めるだけで、気持ちを切り替えられる。
さらに、目をつむり深呼吸をして新鮮な空気を吸えば
リセットすることができる。
この日は途中で、数名人がやって来た。
・おしゃべりをしに来た、パート風のおばさん達
・考え事をしにやって来た、作業着を着た年配の男性
・ベンチに腰掛け、ランチを食べていたカップル
何を考えていたのか、何を話していたのかは分からないが
みんなの表情からは、とても穏やかな印象を受けた。
やはり、この場所の開放感の影響だろうか。
普段暮らしている東京ですれ違う人達との違いを感じ
自然に触れることの大切さを改めて実感した一日だった。
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