「おりゃ!」とせどりから輸入転売に切り替えて
約10ヶ月経った頃、初めて交渉のため
アメリカ出張へ行きました。
もちろんビジネスクラスで!
って実は、
せどり、輸入転売などの経験者は分かると思いますが
仕入れでクレジットカードを使うので
航空会社のマイルがかなり貯まるんですね!
僕の場合は、1年ちょいのせどらー時代だけで
50万マイル貯まりました。
ちなみに、
ANAの場合は、8万マイルくらいで
東京とNYをビジネスクラスで往復できます。
単純計算50万マイルあれば、5往復できるんですね。
えっと、
話をアメリカ出張のことに戻しますが...
目的地は、テキサス、アトランタで
3人のセラーさん、会社の担当者に会いました。
大きな取引があったので、さすがに一回は会ったほうが
いいなと思ったんですね。
また、その時は約5000個の交渉があったのですが
合う前に提示された金額は1個20ドル。
合計で10万ドル、1千万円以上...
(さすがに無理...笑)
だったんですが、
現地に行って、いろいろ話したり、一緒に酒を飲んだり
したからか、1個12ドルまで値下してくれました!
さらに、分割で仕入れのOKをもらえたりと
本当に好条件を出してくれました。
(980円の金ピカラベルの松竹梅という日本酒を
高級日本酒と言ってお土産で渡したのが
効いたのかもしれません...めちゃくちゃ
喜んでいたので。笑)
こんな感じで、めっちゃ最高の「なんちゃって出張」は
すごく楽しい思い出だったんですが
実は、彼らとは「eBay」を通して出会ったんですね。
ここでちょっと、eBay仕入について書きますが
正直、僕の中では「eBay」は未だに穴場だと思います。
逆に米国のAmazonから仕入れるのはライバルが多すぎで
日に日に難しくなっていると感じます。
なぜって、米国アマゾンからの仕入れは、
・日本と同じなので、使いやすい=仕入れやすい
・安心感がある
・システムで値段が調べやすい(Keepaのアラートなど)
ただ、アマゾンも間違いなく穴はあります。
というのも、
僕自信、SONYのSDカードを1000枚以上
米国アマゾンから仕入れた経験があるからです。
ですが、ほとんどの商品はライバルがウジャウジャで
資金力が無い限り、利益を出すのはかなり大変です。
単純な輸入転売に切り替えてから、半年後には
100個以上のロット仕入れができるようになり
時間的にかなり余裕が生まれました。
恐らく、普通の人はここで、
「更にビジネスを拡大!」
というコースをたどると思います。
・輸入の取引先を更に増やす
・独占販売権を獲得
・コンサル生を募集して輸入転売を教える
などが一般的かなと思うんですが
僕は全く違う選択をしました。
それは何かと言うと、
自分探しの旅
です。
って、そんなカッコいいものでは無くて...
僕はもともと体質的に、
疲れやすい、眠くなりやすい、たまに鬱っぽい
頭にモヤが掛かってるみたい
こんな感じの症状に悩まされていました。
起業ストーリーのせどらー時代のところで書いた
「メンタルが弱い」というのは
ここから来ているんですね。
この問題のやっかいなのは、突然制御不能になる
ってことです。
特に、大きなトラブルなどの場合は尚更...
正直、
この体質で、ここまで「せどり」「輸入転売」で
上手くやってくれたのは、かなり運が良かったな
と思います。
ただ、一つ分かったことは、お金に余裕が無くなると
上で書いた症状が出にくくなるということです。
起業当初がそうでした。
本当、
危機感を持てる環境に身をおくことの重要性を感じます。
また、輸入転売に切り替えた直後は
やる気に満ち溢れていたせいか
かなりスムーズに行きました。
ですが、輸入でロット仕入れに成功し
金銭的な不安が無くなり、いざ安定してしまうと
何故か毎日クタクタになっていたんですね。
また、
商品が売れ続ければ全く問題ないかもしれませんが
どこにもそんな保証は無く、半年後、1年後の
ことはどうなるのか分かりませんし、
毎日クタクタな状態では新商品のリサーチも
ままなりません。
そのため、いろいろと試すべく、
「海外へ行けばやる気が出るのかな?」
と思い何回も海外へ行ってみたり
いろいろな健康的な食事方法を試してみたり、
ビーガン、ベジタリアン、グリーンスムージー
絞った人参ジュース、断食、ファスティング
フルオーガニック、糖質制限...
さらに、
あまり詳しくなかった、スピリチュアル系方面
はどうかと思い、いろいろな人に会ってみたんですが、
「あなたは前世で相当悪いことをしてきたから
今、そのシワ寄せで疲れてるんです!」
と言われ、数百万円ものお金を使ったり...
他にも、自然に触れるべく、サーフィン
登山、温泉など...
とにかく、一通り試しました。
ですが、全く改善せず...
結局、
「原因不明の病」
「もともとの体質」
なんだろうな、と諦めかけていたのですが
ある日、突然、改善のキッカケが見つかります!
場所はNYで、取引先に会いに行った時の出来事でした。