森です。
ロシアでアジア人はけっこう目立つようで
たまにアル中のジジイにからまれるのですが
この前は腕をつかまれました。
言葉が全く分からないので
ジジイが何をしたいのかは不明ですが
急にくるからけっこうびっくりしました。
ただこちらが腕を振り上げると
ジジイはビビった感じで引き下がり
何事もなかったかのように
そのまま歩きだしました。
まるでゾンビのようです。笑
ちなみに、
アル中ジジイとの喧嘩で死ぬことは
恐らくなさそうですが
万が一殴られて気絶した場合、
「凍死」
する危険性がこの国にはあるんですね。
というのも実際に、奥さんのいとこは
何らかのアクシデントで気絶し凍死してるらしいので
他人事ではありません...
また、別のいとこはほぼアル中です。笑
こんな具合で、
肌で「恐ロシア」を感じている訳なんですが
一応、何かあったときのために
ロシア語をしゃべれるようになろうと
最近、ロシア語の勉強をスタートしました。
って勉強といっても、
机に向かってたり、教科書をつかったり
動画を見たり、
ではなくて...
奥さんと街を適当に散歩しながら、
ロシア語のキリル文字で書かれた
お店の看板とか広告の文字を読んでみて
答え合わせしたり。
他にも、
車とか雪とか学校とかのものを指差して
「これ何ていうの?」って質問したり。
にしてもキリル文字とかロシア語の単語は
マジで馴染みがなさすぎて頭に入りづらいですね。
例えば近くの地下手の駅、
ГОРКИ
コレは「ゴーリキ」って読むんですが、
P=英語だとRの発音で
И=英語だとI
他にも、
Н=N
Ф=F
Э=Z
С=S
・・・
こんな感じで英語と似てるのに読みがちがうので
すごくこんがらがります。
でもだいたい毎日この駅にきてるせいか
この駅名に使われてるキリル文字は
けっこう早いうちに読めるようになりました。
って、最初の頃は、芸能人の剛力彩芽の顔を
思い浮かべながら、意味不明なキリル文字を見て
ひたすら、
「ゴーリキ、ゴーリキ、ゴーリキ...」
と唱えていました。笑
他には、
Автобус
(読み:アフト・ブス)
バスのことなんですが「ブス(Бус)」って...
一瞬で覚えることができました。笑
毎日繰り返していたらなんとなくですが
看板とか店の名前は読めるように
なってきました。
こっちに来るつい1ヶ月前は
全く意味不明な世界だったのに...
ゆっくり成果を感じているのですが
分かりだすとだんだん面白くなってきて
いい感じにモチベーションを維持できそうです。
と、ここ数年はあまり感じていなかった
成長を感じているのですが、
コレは起業した当時とか、輸入に挑戦したとき
あとはフィリピンで英語を勉強したとき
以来だと思います。
特にモチベ維持のポイントを見つけたのは
物販で起業したときの場合、
いい商品が見つかり実際に仕入れてみて
売れだしたとき。
きっとコレは誰でも当たり前のことかもしれませんね。
他には、
クレカで仕入れをすることでマイルが
ザクザクとたまりだしたとき。
次のステップで輸入の場合は、
ロット仕入れの取引先が見つかりだしたときとか、
それに伴って海外のセラーとの交流が生まれたとき。
英語の場合は、
だんだんと会話のキャッチボールができるように
なってきたとわかったときや極めつけは、
日本語ではいえないような心の声を
ポロッっと喋り、きがついたら目から勝手に涙が...
と、その時はなんとも快感すぎて
それ以降、英語でしゃべるのが楽しくて楽しくて
しょうがなくなったんですよね。
・・・
たぶん、
こんな感じのモチベ維持ポイントが見つかるのは
スタートして1〜2ヶ月くらいで
遅くても3ヶ月くらいかなと思うんですが、
本当これを見つけることができたなら
そのチャレンジはほぼ成功間違いなしかと思いますね。
あとはいかに大きなアクシデントを避けるか
ということもすごく大切かもしれませんね。
イコール、ある程度でも起こり得るハプニングを
前もって把握できたらベストかと。
ちなみにロシア生活では、
アル中ジジイの他に
雪道でかっ飛ばす車が多かったり
日本よりも危機感を感じながら
日々くらしています。
ですがこの危機感もうまく利用することで
僕の場合は、
「何かあったときのためにロシア語が必要!」
と心から思うことができてロシア語に関して
日本滞在時には全く意味不明だった状態から
一応、読めるようになったのかもしれません。
コレに関しても、
起業、副業、ビジネスでも同じだと感じますが
結局「必要性」があるかどうかが重要だと思います。
例えば、
サラリーマンでお金に余裕がある人は
起業してもうまくいきずらいだろうし、
逆にブラック企業とか借金地獄とか
本気で現状を打破したいとか考えていたり
ヤバければヤバイほどうまく行く可能性が高まる。
だいたいこんな感じかと思います。
と僕自身は、サラリーマン時代はぶっちゃけ、
みんな仲良し、残業ゼロ、なうえにけっこう高給。
という天国みたいな会社にいたので
副業に何回もチャレンジしたんですが
全くうまくいきませんでした。
ですが、
無理やり会社をやめてからは
自分の無力さにショックを受け
同時に半端ない危機感に
押しつぶされそうになりながらも
結果的にはビジネスでうまくいくことができました。
ちなみにこの危機感というのは
お金を稼がなくては生きていけないので
お金を稼ぐために成功する
「必要性」
があったとも言いかえられ
この必要性があったからこそ
行動できたんだと思います。
・・・
今日はいろいろと書きましたが、
もしあなたの今やっていることが
なかなかうまく行かないと感じているなら
無理矢理にでも環境を変えることで生まれる
「必要性」
をつくってみることをおすすめします。
もしくは、
それが数年間うまくいっていないのなら
きっぱりと諦めるのも手かもしれません。
と僕の場合はここロシアで、
「死なないためにもしゃべる必要性」
ができた訳なんですが
この必要性&危機感をくれた
アル中ジジイたちには感謝をすべきかもしれません。
ということで数年後、
「アル中ジジイ、スパシーバ(ありがとう)」
こんなことを言えるように
ロシア語をマスターしたいと思います。
って感謝すべきは覚えの悪い僕に
根気よくロシア語を(英語も)教えてくれる
奥さんのほうか。笑
とにかく本当、楽しみです!
では♪
Шого Мори
(ショーゴ モリ)