こんにちは、森です。
前回は下記記事の続きです。
少しだけ前回のおさらいです。
輸入などの商品代金を中国人セラーさんに代金を支払う際、
「最近の中国は、Paypal支払いは厳しいから、別の支払い方法でお願いします。」
と言われ、ウェスタン・ユニオン、海外送金などと比較した結果、今回の「Transfer Wise」に行き当たりました。
一応、結果を先に書きますが、手続きはすごく簡単&他よりも手数料が安かったです。
ということで、今回は実際に「Transfer Wise」を使って、中国人セラーさんに送金した方法、手順を紹介します!
最初に、「Transfer Wise」について簡単に説明
「Transfer Wise」は、ウエスタン・ユニオンと違い、送金相手の銀行口座情報が必要になります。
逆に相手は、「Transfer Wise」のアカウントを持っている必要はありません。
また、あなたが前もって用意する物、情報は、
・免許証(両面)、もしくはパスポートなど
・マイナンバーカード(※写真ナシでOK)
・あなたの日本の銀行口座情報
・あなたの住所
・送金相手の口座情報
(口座名義、SWIFT番号、口座番号、住所、メールアドレス)
これらの情報が必要になります。
さらに、10万円までは、オンラインでの身分証、マイナンバーのみの確認だけで、即送金することが可能です。
10万円以上送金したい場合は、あなたの住所に届く書類で、本人確認をした後に、送金する必要があります。
手数料は他と比べて安い
以前書いた上記記事ですが、中国、香港へ送金する場合、一般的には「ウェスタン・ユニオン」か、普通に銀行口座から海外送金をすることになるかと思います。
また、その場合の手数料は、2,000~3,000円ほどかかるようです。
ですが、今回説明する「Transfer Wise」だと、結果的に、手数料はわずか「979円」で済みました。
手数料、979円の内訳は、
基本手数料
629円
アメリカ以外にUSDを送金する場合(*詳しくはこのページを参照)
350円(3.20ドル)
では続いて、具体的な送金の流れを解説していきます。
ちなみに、必要な情報さえ用意してあれば、送金作業自体は15分もあれば、完了すると思います。
送金から着金までの流れ、日数
具体的な送金方法の説明をする前に、僕が行った「送金~着金」までの流れを時系列で説明しておこうと思います。
10/19(土)9時 送金依頼を作成
10/19(土)10時 楽天銀行から指定口座に振り込み
10/21(月)10時 「Transfer Wise」が入金を確認
10/21(月)10時半 送金手配
10/21(月)11時 送金完了
・
・
・
10/22(火)11時 中国セラーさんが着金を確認
土日を挟んだため、送金に少し時間がかかりましたが、平日に登録から入金作業を行えば、恐らく、2日で着金できるかと思います。
では続いて、実際に僕が「中国人セラー」に送金した手順を説明していきます。
「Transfer Wise」具体的な送金方法を解説
ステップ1
このページを開き、登録します。
フォーム下の、Google、FacebookのIDを使用すると、ログインが楽になります。(※今回、僕はGoogleでログインしました。)
ステップ2
使いみちを選びます。
これはどれでもOKかと思いますが、左上を選んでおけば良いかと。
ステップ3
送金額 OR 受取額のどちらかの金額を入力します。
輸入などビジネスの場合は、下の「受取額」をUSDで指定することが多いかと思います。
そうすることで、自動的に上の日本円の「送金額」が計算されます。
ステップ4
個人、法人のどちらかを選択します。
ステップ5
情報を入力します。
ステップ6
相手が会社の場合は一番右の「法人」を選択し、個人の場合は「その他」を選択します。
※見分け方は、相手の銀行口座の名前に「◯◯ Limited、◯◯ Inc,」が付いている場合は法人。
人の名前の場合は個人になります。
ステップ7
今回の場合は、法人の口座に送金します。
※香港、中国を選択した場合(米国以外)は「SWIFTコード」が必須になります。
ちなみに、今回、中国人セラーさんに、SWIFTコードを聞いたところ、中国の口座にはSWIFTコードが無いため、香港の別口座を教えてもらいました。
ステップ8
本人確認を行います。
日本人の場合、必要なものは下記のどちらかになります。
1.運転免許証(両面)+マイナンバーカード
2.パスポート+マイナンバーカード
※両方とも「スマホで撮影した写真」でもOKです。
ステップ9
登録した日本の住所に、本人確認の書類が送られてきます。
※僕の場合は、ちょうど1週間後に書類が家に届きました。
ステップ10
一時預かり金の返金口座を登録します。
※これはレートが変わるなど、追加で資金が必要になった時のためらしいのですが、今回は457ドルの送金に対して、1,500円ほど余分に取られました。送金が完了し次第すぐに返金されました。
ステップ11
送金の目的を記入します。
この情報はわかる限りで大丈夫だと思います。
ステップ12
最終確認です。
「送金する金額、相手の銀行口座の情報」などが間違っていないか確認し、続行。
ステップ13
利用規約を読んで、確認します。
ステップ14
現在日本では、上の「銀行振込」のみ選択可能でした。
ステップ15
振り込み先の情報になります。
指定口座に振り込んだら「振込を行いました」をクリックします。
※入金確認は平日だけで、週末、祝日は入金確認できませんでした。
ステップ15
これで作業は全て終了、あとは入金確認され、相手の口座に送金されるのを待つだけです。
※平日の場合は、その日に入金確認されるようです。
後日送られてくるメール
本人確認完了のメール
登録の翌日にこのメールが届きました。
入金確認完了のメール
土曜に入金→月曜の朝10時にこのメールが届きました。
平日であれば、恐らく「当日~翌日」までには、入金確認されると思います。
送金開始のメール
上記の入金確認メールの30分後に、このメールが届きました。
後は経過を確認するだけ
結果的に4日で香港の銀行に着金(※平日登録すれば2日)
冒頭にも書きましたが、もう一度流れをまとめます。
10/19(土)9時 送金依頼を作成
10/19(土)10時 楽天銀行から指定口座に振り込み
10/21(月)10時 「Transfer Wise」が入金を確認
10/21(月)10時半 送金手配
10/21(月)11時 送金完了
・
・
・
10/22(火)11時 中国セラーさんが着金を確認
土日を挟んだため、送金に少し時間がかかりましたが、平日に登録から入金作業を行えば、恐らく、2日で着金できるかと思います。
「簡単&安く」送金できました!
僕が行っている「輸入ビジネス」では、普段欧米から仕入れがメインなので、Paypal支払いがメインになります。
ですが、たまに送金だけしか対応してくれないセラーさんもいます。
今回みたいに、中国でPaypalが使えない場合などです。
こんな感じで、年に数回だけしか使わない人には、この「TransferWise」はすごく簡単に送金可能なため、便利だと思います。
また、頻繁に送金する人でも、日本の銀行から送金したり、中国で一般的なウエスタンユニオンを使うよりも手数料が安いので、「TransferWise」を使うメリットを感じられます。
今日はこのあたりにしますが、
・ウェスタン・ユニオン
・銀行からの海外送金
・TransferWise
それぞれのメリットを比較した、下記のページもぜひ参考にしてみてください。