生涯ニートのお父さんから学べること

投稿日:2019/03/12 更新日:

森です。

奥さんのお父さんはいま
60歳ちょいくらいなんですが
30年以上仕事してないらしいんですね。

ちなみに、

ソ連が崩壊したのが28年前の1991年なので
お父さんはすでにその時から仕事をしてなくて
お母さんに養ってもらってたみたいです。

って、ロシア崩壊時はハイパーインフレで
パンなどの食べ物の値段が数百倍とかになるなど
かなりやばかったらしいんですが...

そんな家族が危機的状況でも何ふり構わず
我道を突き進んでいたみたいです。

もちろん、

その分、お母さんが必死に働いて
お父さんと子供2人を養っていたわけですが
その間にお父さんは一体何をしていたのかというと、

「ただ酒を飲んでた」

だけのようです。

完全にアル中です。

 

 

 

バチが当たったのか?それとも人生の転機なのか?

そんな感じで自分の奥さんを働かせて
自分は昼間っぱらからアル中仲間と
ひたすら酒を飲んですごしてたのですが
ある事件を起点に人生が一変します。

いったい何が起こったのかというと、

偽造酒を飲んで食道が焼けたんですね。

で、瀕死の状態になったらしいんですが
小腸を食道に移植してなんとか
一命をとり取り留めたんですね。

ちなみに、

最近でもインドで偽造酒飲んで
100人か死んだってニュースがありましたが
本当、怖いですよね。

お父さんの話にもどりますが
試練はまだまだ続きます...

次は肺がんです。

しかも余命1年の宣告。

本当、これまでの悪行三昧の結果
といえるかもしれません。

で、恐らくこの時ガンになり
人生を反省したらしく同時に
健康に目覚めたみたいなんですね。

 

 

 

「ガンで余命一年宣告」を期に健康に目覚める!

ガンの余命宣告を受けて以来
もちろんアルコールは一切やめて、

毎日、健康に良いと言ういわれる
湧き水をくみに2時間以上歩いたり、

自分で農園を作り
オーガニック野菜を育てて
それしか食べなくなったり。

その結果、

同じ時期にがんが見つかった患者たちが
バタバタと亡くなっていく中
唯一、彼だけが生き残ったらしいです。

また当時のロシアはすごく貧乏だったので
抗がん剤が買えないというのと、

アンチアメリカ色がかなり強かったので
アメリカの医療企業が商売として
薬を売り込みにくいなど。

こんな裏事情もあり選択肢が少ない中
お父さんは超ストイックにオーガニックライフを
選び実践したらしいです。

そして20年ちかく経ったいま
お父さんはどうなったのかというと、

「めちゃ元気!」

なんですね。

って、

冒頭で書いた通り仕事は一切してないので
未だに完全に無職状態なんですが、

本当、自由気ままに生きてるし
そうやって生きてきた感が
ひしひしと伝わって来ます。

 

 

貧乏脱出するために、いかにビジネスに生かすせるかを考えると

ここまでだと結局はだたの自己中な「健康オタク」
ということで話が終わってしまうかもしれません。

一応、農園で野菜を育ててはいるのですが
光熱費や家賃や肉などの食材などを
買うためにはお金が必要です。

こんな感じなので、僕の奥さん的には
完全に呆れてるわけなんですが
その反面、

オーガニックとか健康に対する情熱
だけはけっこう評価しているんですね。

もちろん、

その情熱のお陰で僕は無い毎日
美味しい野菜を食べることができるので
すごくありがたい存在でもあります。

・オーガニック野菜を美味しく育てる知識
・医療用ヒルでの治療
・ミツバチ治療

など。

他にもたくあるのですが
オーガニック野菜が食べられる以外にも
正に僕が求めていた情報というか知識です。

あとビジネス的な視点で考えると、

これらの知識や情報を僕が学ぶことで
僕のクライアントさんやブログ読者さんが
さらに健康的になれる可能性があったり、

他にも最近、

「ロシアでフルオーガニック生活を体験したい!」

というメッセージや問い合わせを
よく頂くようになったのでそのうち
ツアー的なものを開催しても
いいかもなと思ってます。

もちろん、

お父さんの農園でラズベリーとか生のグリンピース
食べ放題というのをプランに入れて。

正直、日本じゃ食べられないレベルの
オーガニック野菜だと感じてるので
ぜひ体験してほしいなと思うんですよね。

あと、グラスフェッドビーフ、フリーケージの卵
近所の牛のミルクで作ったバターなどもあるし。

で、もしツアーが成功すれば
お父さんの収入源が増えることになります。

増えるというかゼロじゃなくなる
と言った方がいいかもしれませんが...笑

ですがそう考えると、

お父さんの今までの人生や
死にそうな場面を乗り越えてきて
自分なりに健康を極めてきた経験が
ようやく実を結ぶのかなと思えてきますね。

いろいろ考えていると
なんだか夢が膨らみますね!

↑健康ツアーでこんなんやろうかな!?笑

 

 

 

ロシア人の義理のお父さんから学べることそれは...

もしロシア人のお父さんが
今もアル中で毎日飲んだくれてたら
まったくもって学べることや
尊敬、リスペクトの気持ちは
なかったかもしれません。

ですが健康に目覚めて
20年くらいもそれを続けて
極めているお父さんを
そばでみてきて感じたこと
それは、

無職だろうと
ニートだろうと
引きこもりだろうと...

情熱を燃やせるものを見つけた人は
強いし生き生きして見える!

ということかと思います。

逆に、

大手企業に務めていようが
どれだけ収入が多かろうが
高級車にのってようが

自分の意思ではなく
見栄とか欲に流されて生きている人からは
全くもって魅力を感じられません。

もちろん、

いくら健康的でも貧乏なのはよくないので
うまいことバランスを取る必要は
あると思いますが、

僕自身も、

「生涯情熱を持ち続けられること探し」

をこれからも続けていこうと思います!

今日はこのあたりで。

では♪

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