森です。
今日はスペイン・バルセロナで過ごした
約1ヶ月の様子を紹介しようと思います。
サグラダ・ファミリアの素晴らしさに思わず涙が...
世界で1、2位を争う人気の観光スポット
スペインのバルセロナにある
「サグラダ・ファミリア」
の中に入ったとたん
目に飛び込んできた景色があまりに素晴らしく
感動のあまり思わず涙を流してしまいました...
まさか、
ここまでだとは予想していませんでした。
日本の学校の教科書にものっている有名な建物なので
誰でも一度は見たことがあると思います。
そのため僕も何度か、
サグラダ・ファミリアの外観の写真は
見たことがありましたが中がどうなっているのかは
実際にここへ来るまではよく知りませんでした。
そんな軽い気持ちで、教会の中に入ったのですが
足を踏み入れたとたん
・
・
・
「何だこの世界観は?美しすぎる!」
と、予想外に素晴らしすぎて
勝手に涙が溢れ出してしまったわけです。笑
正直、
写真で見ても良さが伝わるかどうかは分かりませんが
こんな美しい内装の建物は
今まで一度も見たことがありませんでした。
さらに、
サグラダ・ファミリアには左右に
・受難のファザード
・生誕のファサード
という棟があり、現在は有料のエレベーターで上まで
登ることができます。
ちなみに、
僕が行った時は階段で下まで
降りることができたのですが
このサグラダ・ファミリアは未完成(2026年完成)
というだけあって常に工事をしていおり
細かい状況が変わりやすいようです。
その為、もし行くなら
塔に登れるかどうかは事前に
チェックしておいた方が良さそうです。
ちなみに、
塔の上はあまり広くありませんが見晴らしが良く
バルセロナらしいオレンジの屋根がずっと続く
素敵な景色を眺めることができます。
さらに、
サグラダ・ファミリアの地下は
博物館になっていて、建物の模型や
ガウディが書いた設計図が展示してありました。
その他、
作業場があり職人の人たちが作業しているようすを
見ることができます。
この職人さんたちが、建物外観の細部に施された
細かい装飾を手がけているんでしょうか?
建物の中を見た後、再び外へ出て
真下から見上げてみると
細かいところまでデザインされ
細部を見れば見るほど
1882年から100年以上も続く
サグラダ・ファミリア建築の
壮大さがひしひしと伝わってきました。
基本は「絶景の丘の上」で読書・昼寝・仕事
バルセロナに来て、最初の約4日間は
・サグラダ・ファミリア
・旧市街、ゴシック地区
・サグラット・コール教会
・カンプノウで「FCバルセロナ」の試合観戦
こんな感じで、思いっきり観光を満喫したんですが
いつものごとく
「引きこもりたい願望」
が出てきたので、ホテルを少し郊外に移動して
残りの約3週間はマイペースに
ステイすることにしました。笑
ただ、
予想外の難点もあって
郊外だと英語があまり通じない…
スペイン語は全くダメなので
ちょっと困ったのですが、
仕事の交渉とか友達を作るわけでもないので
気にしないことにしました。
そして、
郊外に移動してからは毎日、ひたすら
「居心地がいいと思える場所探し」
に明け暮れ、一日3~4時間くらいも
歩き回っていたのですが、
そのかいあって最高の穴場が、見つかりました!
偶然見つけたのが、この場所
『Mirador de la Magarola』
です。
↓Google Map(マウスで景色を動かせます)
バルセロナの街を一望できる穴場で、
もちろん有名な「サグラダ・ファミリア」も見えます。
そんなバルセロナの街並みと逆方向を見れば
別の街とフランスの雪山が。
360度何も無く、マジで開放感が凄いです!
ちなみに、最寄りの「Montbau」という地下鉄の駅からは
軽度な山道を歩いて約45分ほどで
バルロナの中心部からだと
約1時間半以内でココまでたどり着けます。
また、
ここへ来るのは地元の人だけで観光客はゼロ。
しかも一日に出会う人は多くても5~6人ほどでした。
本当、
この場所がすごく気に入ったので、
歩いて来られるくらいの距離にあるホテルに移動し
残りの滞在期間、約20日のほぼ毎日をここへ
通い過ごしました。
ここでは、
パソコンで仕事をしたり、
読書をしたり、
作ってきた生ハムサンドイッチを食べたり
ただボーっと考え事をしたり
昼寝をしたり...
毎日、
人目を気にすること無く、
自由気ままに過ごすことができました。
さらに、
ここからバルセロナの街の無効に沈む夕日は
最高に綺麗でした。
郊外のステイ先に近い病院のシャレた食堂で仕事を
バルセロナの庶民的なレストランで食事をすると
前菜、スープ、メインディッシュ、ワインが
セットになって約10ユーロ程度です。
特にワインに関しては、750mlの赤ワインのボトルが
そのまま「ボンッ!」とテーブルに出てきて飲み放題です。
僕は一人の時はお酒をほとんど飲まないので
あまり有り難みは感じられなかったんですが
酒好きの人にとっては
かなり嬉しいのではないでしょうか?笑
そして、
スペインと言えば「パエリア」が有名なんでが
実際に現地へ来てみると観光地以外のレストランで
パエリアを見ることはあまりなく
庶民的な食堂やレストランで見かけることは
ほとんどありませんでした。
ちなみに、
バルセロナへ来たばかりの頃に観光地にある
レストランでパエリアを食べてみたんですが
どこの店も味が濃いうえに、塩辛く感じられ
あまり僕の口には合いませんでした。
こんな感じで、
最初の頃は観光地が多い旧市街の近くに
ステイしていたんですが、途中で郊外へ移ってからは
毎日、
近くにある山をはキングしたり
バルセロナの街が一望せきる絶景で過ごしたり
そんなのんびりした日々を過ごしていたある日
ステイ先の近所を散歩していたら
大きな病院を発見しました。
ここバルセロナもそうですが
海外の都市って公衆トイレがほぼありません...
そのため、
トイレへ行きたい場合は図書館や駅、大きなホテル
病院などを探さなくてはいけません。
今回もトイレへ行きたくなり
偶然この病院に入ったんですが
ここの食堂がなかなかオシャレでいい感じでした。
オシャレといっても、ヨーロッパでは
当たり前の雰囲気なのかもしれませんが
シンプルで広々としていて
ひと目を全く気にせずに過ごせるところが
とても気に入りました。
ランチタイムが終わる15時を過ぎると
ほとんど人が居なくなるので
それ以降だとかなりのんびりできます。
ちなみに、
食事の味は至って普通だったんですが
9ユーロと他のレストランよりも少しだけ安くて
病院の食堂というだけあって健康的でヘルシーな
メニューを選ぶことができました。
内容はメイン、サラダ、パン、飲み物がセットです。
町の食堂のように飲み放題では無いですが
赤ワインの少ボトルを選ぶこともできました。
ちなみに、
この病院の食堂でも
パソコンで仕事したり
読書をしたり
して過ごしていたんですが、
気分転換の時に飲んだエスプレッソは
すごく美味しく感じました。
また、
この食堂のコーヒーは「エスプレッソ」のみと
何ともスペインらしいなと感じました。
エスプレッソって小さいカップで出てくる
めっちゃ濃いコーヒーのことです。
きっと日本だとあまり馴染みが無いかも知れませんが
イタリアとかスペインだとエスプレッソの方が普通です。
量はシングルかダブルの2種類あるのですが
シングルだとたった1ユーロとめっちゃ安いです。
周りの人の様子を観察していると
スペインの地元の人たちはエスプレッソに
砂糖をたっぷりと入れて、かなり甘くして飲んでいました。
僕は健康のため、
普段は砂糖を入れないんですが
今回ばかりは真似して甘いエスプレッソを飲みました。
パソコンをひたすらカタカタと
仕事をこなした後の甘々なエスプレッソは
すごく美味しく感じましたね。笑
きっとココは、
現地の人にとっては何の変哲もない
普通の病院の食堂なのですが
日本人の僕にとっては、
とても良い仕事場となりました。
あっという間に1ヶ月が過ぎ去る
本当、楽しい時間というものは
あっという間に過ぎ去るもので
気が付いたら帰国する日が迫っていました。
毎日、
景色が良い丘の上で昼寝したり
病院の食堂で仕事をしたり
かなり充実した日々を過ごすことができた訳ですが
こういうすごく自由で充実した日々を過ごす度に
いつも
「サラリーマンを辞め、起業してよかったな」
ということをつくづく実感します。
もちろん、
楽に実現できる訳ではありませんが
半年、1年と同じことを続けることさえできれば
思い描く理想的な生活につながる
ということは決して間違っていないと思いますし
先輩や回りの成功者たちと実際に
会って、話して、見てきて
そうだと自信をもって
言えるようになりました。
こう考えると正直、
挑戦して得られるメリットが大きすぎます。
と、
その辺りは人の価値観によるので
これ以上は何も言えませんが...
この約1ヶ月間の滞在を終える頃には、
「近い将来、またココに戻って来たいな」
そう心から思わせてくれるくらい
素敵なバルセロナステイでした。