こんにちは、森翔吾です。
僕はロシアへ移住して2年経過しました。
そのため本来は日本への納税義務は無く
ロシアへの納税する必要があったのですが、
2021年までは
日本に法人を持っていたので
日本で納税していました。
2021年中に日本法人を閉じ
同時に住民票を抜き、
=正式に日本の非居住者になり
2022年からはロシアに
納税することになります。
ということで今回は
日本→ロシアへ納税した場合の
合計額の違いを計算しようと思います。
ちなみに、
現在、住んでいるロシアの他に
移住ビザを取得するために
会社を設立した、
・ドバイに住んだ場合
もシミュレーションしてみます。
日本
ロシア
ドバイ
この3カ国で計算してみます。
一応、言っときますが、
・配偶者、子供が日本に住んでいる
・日本に法人を持ってる
・定期的に日本へ帰国している
こんな場合は日本での納税義務が
あるみたいなので注意が必要です。
先に結論です
2021年の僕の会社の売上、利益などを
言っちゃいますが…
年商 :1000万円
年収(役員報酬) :600万円
経費 :400万円
法人利益 :ほぼ0
だいたいこれくらいでした。
今回はロシアでの不動産の
売却益、賃貸利回りは除きますが、
それも入れると年収は
倍くらいになるかと思います。
ぶっちゃけ、
この規模の売上で
法人を持つメリットは無いと思います。
僕の場合は過去は5〜6倍の売上があったり
取引先との信頼関係維持のため
あえて保持していた感じです。
・・・
詳しい計算、詳細は
記事を詳しく読んでもらうとして、
税金などを支払ったあとに
手元に残るお金は、
日本:470万円
ロシア:660万円
ドバイ:760万円
ここから現地での生活費を引き
手元に残るお金=純粋に
貯金、投資に回せるお金は、
日本:110万円
ロシア:520万円
ドバイ:280万円
物価が安いロシアが圧倒的に
貯金できることが分かります。
では詳しく計算し
詳細を書いていきます。
日本での手取り:470万円
今回は去年の僕みたいに
法人の経営者を想定します。
個人事業主だと社会保険料が
国民年金などになり安くなると思います。
あくまでも1人社長の場合は、
年商 :1000万円
年収(役員報酬) :600万円
経費 :400万円
法人利益 :ほぼ0
会社の経費、税金など、
合計:400万円
仕事上の必要な経費 :198万円
社会保険(会社負担):80万円
税理士顧問料 :65万円
消費税(簡易) :50万円
法人税 :7万円
個人の税金等、
130万円
社会保険(個人負担):80万円
所得税 :20万円
住民税 :30万円
日本は役員報酬の概念があるので
他の国と比較しずらいかもしれませんが
出費=530万円
最終的に手元に残るのは…
1000万ー530万=470万円
ロシア:660万円
個人事業主だと経費の概念が無いので
売上✕約14%になります。
所得税
140万円
1000万✕14%=140万円
ロシアの場合は所得税だけ。
社会保険料を払わなくても
医療費がタダになります。
年金制度はあるらしいのですが
将来の年金が不要であれば
払わなくてもOKらしい。
経費、所得税
340万円
仕事上の必要な経費 :200万円
社会保険(会社負担):140万円
なので、手元に残るのは、
1000万ー340万=660万円
ドバイ:760万円
ドバイの場合だと、
法人税、所得税など=0円ですが
年間の法人ライセンス料が約40万円
必要になります。
なので、
経費、ライセンス料
240万円
仕事上の必要な経費 :200万円
社会保険(会社負担):40万円
手元に残るのは、
1000万ー240万=760万円
【物価差】毎月の生活費を考慮すると…
1000万円を売り上げて
200万円経費を使った場合の
手元に残るお金をまとめると、
日本:470万円
ロシア:660万円
ドバイ:760万円
このお金から、
・毎月の生活費
を引くことで、
・最終的に残るお金(貯金額)
が分かります。
僕自身のロシアでの生活費や
日本、ドバイで暮らす
知り合いの出費を元に算出します。
また家族構成の想定は、
・夫婦+小さな子供1人
・持ち家(家賃なし)
・基本的には質素な暮らしを心がける
・日本は東京都心の少し郊外
・ロシアは100万人の中都市カザン
・ドバイは日本人が普通に住めるエリア
毎月の生活費
日本:360万円
ロシア:120万円
ドバイ:480万円
こんな感じかと思います。
手元に残るお金から生活費を引くと
日本:470ー360=110万円
ロシア:660ー120=520万円
ドバイ:760ー480=280万円
日本:110万円
ロシア:520万円
ドバイ:280万円
上記は純粋に、
・貯金
・投資
に回せるお金ですね。
結論:税金が安くても物価が高いと残らない…
収入が数千万円あれば
あまり考慮する必要は
無いかもしれませんが、
これくらいの収入だと、
・物価が高い国 OR 安い国
の違いがクッキリ出ますね。
ただ、
数千万円の年収を得ようと思うと
「のんびりライフ」を送ることは
難しくなるかと思います。
もちろん、ずっとではないですが
2〜3年くらいは仕事に集中しないと
クリアできないと思います。
=その間は子育てがおろそかになる
コレは間違いないと思うので
僕は今のバランスが
すごく良いなと思い、
敢えてこれくらいの収入を
維持するようにしています。
って、起業当初は
月に50万円レベルを稼ぐのは
死ぬほど大変だったんですが…
今は30%くらいのパワーで
それくらいはいくようになりました。
やっぱり、
自分が何を最優先にして生きて生きたいか?
これが明確にすることはすごく
大切だなと感じます。
・何もかんがえずがむしゃらに働く
こんな時期があっても悪くは無いですが
子供が生まれたばかりに
こんなことをしていたら、
僕だったら絶対に後悔しそう…
考えは人それぞれですが
僕はそう思います。
今日はここまで。
それでは!